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2011実戦力完成期の学習課題と秋・冬期行事
来年度入試に向けて
9~10月は、私立中・高の募集要項の交付、学校説明会の開催などが目白押しとなっており、入試に向けての動きは、いよいよ本格化してきました。一方、学校でもさまざまな行事が続き、受験生にとっては、何かとあわただしく、気ぜわしく感じられるのがこの時期です。しかし、入試に備えて、実力を蓄え、実戦力を磨く正念場、と言えるのもまた、この時期です。まず長期および短期計画の中で、今、自分は何をすべきなのかを常に明らかにし、地に足のついた着実な学習を心がけるようにしてください。
現学年の実戦力完成にむけて
受験生の目標が入試なら、他の学年の目標は、もちろん現学年の実戦力完成です。ただし、入試には明確な期日があり、明白な結果も伴いますが、実戦力完成という目標は、その期限も、それが達成できたかどうかという結果も、ともすれば曖昧になりがちです。それだけに、
①目標達成までの長期的な計画をたてる。
②その際、期限を適度に分け、それぞれに段階的な課題を設定する。
③計画実行にあたっては、期限ごとに、学習の成果をしっかり点検・確認しながら学習を進めていく。
といったことが重要になります。
冬休みまでの学習課題
さて、いずれの学年も、目標達成までは、一人一人が、一つ一つの課題に確実にこなしていくことが大切ですが、これから冬休みまでは、特に次の三点に注意する必要があります。
まず第一には、まだ残っている単元別学習は、その都度習得し、できるだけ復習を要しないようにしておく。
第二は、どんな学習の過程でも、理解が不確実な点はないか、練習が不十分なところはないか、など、常に冷静な目で、弱点を点検する姿勢を保つこと。
第三は、明らかになった弱点は、その克服を必ず計画に組み入れ速やかに実行に移すこと。
弱点の点検には、本校の行事テストを、弱点の克服には冬期講習(前期・後期)を効果的に組み入れることが最速・最短といえます。
本校の秋・冬行事一覧
| 日 程 | 学 年 | 行 事 | |
|---|---|---|---|
| 小 学 生 | 10月2日(日) | 小1~6年 | 第3回実力/志望校選定模試 |
| 10月29日(土) | 小4~6年 | 第326回学力コンクール(第20~23回の復習) | |
| 11月5日(土)/6日(日) | 小1~6年 | 全国一斉秋期公開実力テスト | |
| 12月3日(土) | 小4~6年 | 第327回学力コンクール(第24~26回の復習) | |
| 12月11日(日) | 小1~6年 | 第4回(今年度最終回)実力/志望校選定模試 | |
| 12月23日(祝)~28(水) | 小2~6年 | 冬期講習【前期】(対象小学2~6年生 6(5)日間) | |
| 12月30,31日 1/1,2 | 小学6年 | 6年 年末年始特訓(対象小学6年生 4日間) | |
| 1月4日(水)~7日(土) | 小4~6年 | 冬期講習【後期】(対象小4~6年 4日間) | |
| 1月7日(土)~8日(日) | 小1~6年 | 土曜テスト開始(小4~6は日曜実施) | |
| 1月下旬 | 小1~5年 | 新学年進級テスト | |
| 中 学 生 | 10月2日(日) | 中3年 | 中3みやぎ模試-第4回 |
| 11月3日(祝) | 中3年 | 中3みやぎ模試-第5回 | |
| 11月5日(土) | 中1~3年 | 実力錬成テスト | |
| 11月19日(土) | 中1~3年 | 土曜テスト=第4回実力演習 | |
| 12月4日(日) | 中3年 | 中3みやぎ模試-第6回 | |
| 12月23日(祝)~28(水) | 中1~3年 | 冬期講習〔年末〕 6日間 | |
| 12月30,31日 1/1,2 | 中3年 | 中3 年末年始特訓(対象中学3年生 4日間) | |
| 1月4日(水)~6日(金) | 中1~3年 | 冬期講習の【続き】~1/6日まで | |
| 1月7日(土) | 中3年 | 土曜テスト開始 | |
| 1月8日(日) | 中3年 | 中3みやぎ模試-第7回 |
受験生の志望校決定まで特に注意したいポイント
- 志望校については、あれもこれも、できるだけ具体的に知っておく
入試時期は、各地域で異なり、志望校決定への進行段階も地域によって差があるはずです。しかし一般的には、現段階では第一志望はある程度はっきりしてきたものの、第二・第三志望に関しては、これから具体的に考える、という受験生が大半を占めていることでしょう。
そこで、今後まず心がけたいことは、志望校を決定する前に、その学校についてはさまざまな角度から十二分に調べ、できるだけ詳しく知るということ。単に、実力に見合っている、他校との併願に都合がいい、学校の先生に勧められた、といった理由で志望校を決めると、入学後にこんなはずでは…と、取り返しのつかない悔いを残すことにもなりかねません。
知っておくべき内容は、沿革・伝統・校風・教育方針・カリキュラム・施設・生活指導・しつけ・宗教教育・生徒会・クラブ活動・大学への合格実績や推薦基準等々。「知る方法」は、学校案内などの書類熟読、学校説明会・文化祭・体育祭への参加、在校生・卒業生に聞くなど。
特に中学受験の場合には、学校について知る役割の大半は、親にある、ということを心得ておいてください。できるだけ詳細に調べ、子供には、例も交えて具体的に説明できるようにしておきたいものです。- 現時点の志望校検討段階から、入試までのスケジュール表を作る
受験生にとって、入試までの長期的学習計画は欠くべからざるものですが、同時に、入試までの実務的な流れをしっかりつかみ、それをスケジュール表にまとめておくことも、ぜひしておいてほしいことです。
現時点で、このスケジュール表に記入しておくことは、まず、志望校あるいは志望する可能性のある学校についての情報、学校説明会・文化祭などの行事日程から、募集要項の配布時期と願書の入手時期、出願期間、試験日、合格発表日、入学手続き期間などまでを記入します。ついで、本校の行事について、合格可能性を判定する各種テスト(公開実力テスト・公開模擬テスト・合不合判定テスト等)の日程や判定通知日、ならびに進学相談の日時なども記入しておきます。
以上が終わったら、次は、これらの記入事項を参考に、最終的な志望校決定までのおおよその段取りを考えなくてはなりません。たとえば、
①第一志望の決定は、有力校の説明会も終了し、本校の公開実力テストの判定結果も判る11月中をメドとする。
②第二・第三志望の決定は、入試情報や資料等を総合的に検討して12月上旬とする。
③さらに、出願期間前の12月中旬に、冬休みの学習成果なども考慮して、最終的に全受験校を決定する、など。こうしたスケジュールを明確にしておかないと、志望校の重要情報や書類の入手に遅れをとり、志望校決定にいつまでも迷って受験対策がしぼれない、ということも起こってしまうからです。前項同様、このスケジュール表の作成も親の役割とすべきでしょう。
- 志望校については、お互いに何度も納得できるまで話し合う
さて、志望校について次第にいろいろなことが分かり、スケジュール表も基本事項は記入し終えたら、ぜひ行わなければならないのが、親子での話し合いです。
学校説明会に参加した時、判定テストの結果が判明した時など、日常的にも、折りにふれて話すことはあるはずですが、そうした断片的な話し合い以外にゆっくり時間をかけて、親(両親)と子供とが、様々な角度から総合的に話し合う機会を設けたいものです。その際には、それまでに集めた志望校の各種書類、本校のテストの判定結果や資料、受験関係雑誌やスケジュール表も用意して、すぐに参照できるようにしておきます。そして、この話し合いで、親としてもっとも大切なことは、子供の希望や意見は十分に聞くということ。明らかに間違った希望や意見と思われる場合でも、話の途中で一蹴するのではなく、すべてを聞いた後で、様々な資料や具体例も示し、将来の進路などもふまえた巨視的な見地から助言を与えることが大切でしょう。
もちろん、一回の話し合いで、親子が共に納得し、志望校がすべて決まってしまう、ということは少ないはずです。次の話し合いの時期を決め、それまでに考えておくべき課題、用意しておくべき新たな資料、などを互いに約束しておくことが必要です。また、前項でもふれた最終的な志望校決定までの段取り(例の①~③)とも関連させて、どの段階の話し合いではどこまでを決め、最終結論はいつまでの話し合いでまとめる、といった話し合いのスケジュールをあらかじめ相談しておくことも必要です。さらに、何回話し合っても結論が出ない、などということがないように、最終の決定基準(=特定のテストの結果で決める、最終的には子供の気持ちを尊重する、など)を決めておいた方が良い場合もあるでしょう。
以上、志望校決定への三つの基本ポイントをあげましたが、このほかにも本校や学校の先生から、いつごろ、主にどんな点で、客観的な助言を受ければよいか、本校の各種テストの判定結果はどう判断し、志望校決定にどういかしたら最も効果的か等々さまざまです。そうしたポイントを一つ一つ的確にとらえて志望校選定を進め、対策は早急に立てていかなければなりません。
なお、志望校については、他の学年も、早めに考えておくべきでしょう。文化祭・体育祭などを通して志望校を具体的に詳しく知ることによって、志望校への憧れや目標意識が生まれ、学習に大きな励みとなる場合も多いからです。